京都のヨガ教室 アルジュナヨーガ研修会では主宰の渡辺昧比が佐保田鶴治先生に師事して学んだ『佐保田ヨーガ』をベースに、心身の癒しを深める指導を行っています。

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エッセイ
 
 
渡辺昧比

「季節のエッセイ」

アルジュナヨーガ研修会代表、
渡辺昧比の季節のエッセイをお届けします。

≪ヨーガは滋養!?≫


佐保田先生を囲んで(右上が渡辺)

所属する、日本ヨーガ禅道院が宗教法人の認可を受けてから52年、日本ヨーガ禅道友会発行(年2回)の『道友』がこの秋で100号記念特集発行。
そして先日の9月11日が佐保田鶴治先生の40年目の命日、という大きな節目が続いています。私自身も、ヨーガ歴が50年近くなりました。

長年ヨーガを続けるうちに、さまざまなことが起こりましたが、それでもヨーガを続けられたのは、私にとって「ヨーガは滋養だったからでは!?」と思い始めています。


P.ピカソ『ブーケ』

コロナ禍が落ち着いたかに見えても、まだまだくすぶるように感染者が無くならず、と同時に元に戻るようでもないこの社会の中で、多くの人が自然災害、戦争、暴力、精神的不安といった複合的要因によって、生きづらさを感じています。その中で、ヨーガや瞑想、ヒーリングに傾倒する人も少なくありませんが、現実の多くは対症療法的な≪リラクゼーション≫にとどまっている感があります。
もちろん、対症療法が良くないと言っているわけではなく、そこには本質的な≪答≫は無いように思います。

私が長年続けられたのは、もちろん、一時的な安寧感はありましたが、それだけではなく、自分にとって、≪滋養≫になったからと思います。
空の天気が晴れもあれば、大雨、嵐もあるように、ヨーガを実践したからと言って、都合の良い日が続くわけではありません。
それでも続けられたのは、自分の外側にたいする見方が変わり、同時に内面への信頼感が増え、あまり引きずられることが少なくなり、苦しいことが起こっても、「そこから学べることもある」と自然に思えるようになったことが多いからです。

ヨーガは今や、特に実技のレッスンは、動画配信でほとんど無料で受けられるものが多くあります。
私はいまだに、受講生たちの気配、呼吸などを感覚的に感じたいので対面での指導しかしません。
来られる方々も、10年20年、中には40年近い方もいます。

毎週のことなので、全員と長話をするわけではありませんが、何となく90分のヨーガレッスンを共有しながら、「また、来週」と言ってそれぞれ帰路に向かいます。

先日、久しぶりに来られた方からは、「シャヴァ・アーサナ(屍の体位、リラクゼーション)のとき、幸せを感じた」との感想を頂きました。
「そういえば、何がどうなのか知らないが、楽しい」という方がいたり、「いろいろ頭がグチャグチャしていたが、スッキリした」という声を頂いたことも時々、あります。

そういう方々に支えられ、私も、負の感情を持ちやすい≪雨≫に対しても、「雨が降ったから、あじさいは綺麗!」に譬えられるように、いろいろあっても「攻撃して勝つ!」のではなく、「自然体で協調、共調しながら自分の位置を確認し、自分のペースで歩む喜びを知るようになれた」心境の素晴らしさを有難く受け止めています。

これもやはり、≪滋養≫かもしれないと、しみじみ感じる今日この頃です。

2025年10月1日

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[皆既日食]
ヨーガの一番の目的は、心が変化することです。自然との一体感や宇宙意識の体験は、その人の内面を深め、その後の人生を豊かにします。

 
 
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